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1Q84

村上春樹の「1Q84」を図書館で借りてきて読みました。
もうすぐ新刊が出るらしいですが、そんな頃にやっと1Q84を読みました。
まあまあおもしろかったです。
レビューを見てたら『謎のまま終わって消化不良』的なことを書いてる人が多かったけど、それは最初っからそうだろうと思ってたし。
むしろ天吾のお母さんのこととか、もっとうやむやのまま終わるのかと思ったら、あ、分かるんやって思いました。
じゃあふかえりやリトルピープルはなんだったのか説明しろよって言われたら、できません。
なんとなく宗教的なことがあって、気持ちの持ち方的なことがあって、なんとなくそういうもんって感じで流して読んでました。
謎をたくさん振って、最後に見事に全部解消!っていう作家じゃないと思う。
ってエラそうに言って、僕は村上春樹の本は他に「ノルウェイの森」と「海辺のカフカ」しか読んでないけど、少なくともカフカよりは最後スッとした気持ちになりました。
まあ、ノルウェイもカフカもどんな内容だったか、もうはっきり覚えてませんけどね。
天吾の彼女の年上の女性に関しても、その関係わかるーとまでは言わないけど、まあ、わからんではありませんでした。そう言うとひかれそうだけど、まあ、ね。
そして中野あゆみですが、読んでて青島あきなのイメージが出てきてしょうがなかったです。好きなキャラでしたけどね。
会話の中で、「あれはフクロウくんだよ」「フクロウくん」みたいに、相手のセリフを復唱するのが多かったんですけど、僕はこれ好きでした。長い話なのでボーっと読みがちになるところを、ハッとさせられるというか。僕の本を読む力がないからかもしれませんが、でもこの書き方は僕は好きでした。
エッソのタイガー、右向きだっけ、左向きだっけとなるところ、ゾクゾクっとしました。
夜中に読んでましたのでね。
あー、しばらくずっとこればっかり読んでたので、やっと終わったって感じですね。
読み終わったばかりなので、まだ登場人物に対しての余韻が残っています。
しばらくは空豆を見ると青豆って思うと思います。


昨日の話ですけど、サッチャー首相が亡くなったんですね。
去年でしたっけね、メリルストリープがやった映画も観たばかりだし、なんだかさみしいですね。
小学校の頃はそれこそ首相といえばイギリスのサッチャー、アメリカのレーガン、日本の中曽根っていう時代でした。
レーガンは首相じゃなくて大統領ですけど、そんな細かいことはおいといて。
それこそ1984年とか、そのへんの時代じゃないですか。
土曜日の夜になれば「昔ばなし」を観て、「クイズダービー」を観て、「全員集合」を観て、っていう時代でしたね。
もう遠い昔ですね。一日一日を大事に生きよう。
わっ、もうこんな時間。早く寝ないと。
by yuricoramu | 2013-04-10 02:33 | 漫画、本、ゲーム | Comments(0)

ユリコーンのベースフーミンのコラム


by ユリコーンフーミン