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十角館の殺人

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20数年ぶりに「十角館の殺人」を読みました。
綾辻行人のデビュー作にして代表作として、有名ですね。
この前古本屋で見つけて、懐かしくて、また読みたくてたまらなくなり、買ったのです。
そもそも僕がこの本と出合ったのは、中学生の頃。姉が持っていたのを読んだのです。
いやもう、当時はものすごい衝撃でしたよ。こんな話があるのかと。
それから僕の中で、歴代推理小説1位はずっとこれでした。
で、今回20数年ぶりに読んでみて、やっぱりね、まだ若くて何も知らない頃に読んだきりだし、ちょっと思い出が美化されすぎてたよね、という風になるかなと思ったのですが、いやいや、やっぱりおもしろかったです。
そもそも、細かい内容はほとんど憶えてなかったですし、あれ、犯人って誰やったっけ?と迷ったほどです。
読んでるうちに登場人物に愛着もわいてきますし、ドキドキしながら読みました。
さすがに初めて読んだ時のような、震えるような感動はもう無理ですけど、いやいや、でも十分におもしろかったです。
なんか、原点に帰った気がしました。って僕は別に小説書くわけでもなんでもないけども。なんか、懐かしいような、うれしいような、さみしいような、複雑な気分です。
確実に言えることは、やっぱりこの話、好きです。
by yuricoramu | 2015-12-04 01:05 | 漫画、本、ゲーム | Comments(0)

ユリコーンのベースフーミンのコラム


by ユリコーンフーミン