地獄のオルフェウスat森ノ宮ピロティホール~千秋楽
2015年 06月 14日
テネシーウィリアムス作、キャストは大竹しのぶ、三浦春馬、水川あさみ、三田和代と豪華。
どうもいつもの舞台鑑賞と客の雰囲気が違うなあと思ったら、三浦春馬目当ての客が多いんですね。僕の隣の席の人も、三浦春馬が出てきたら、キャー、春馬ーとか言って。上半身裸になるシーンでも、キャーとか言って。
でも軽いノリで見るにはちょっと難しい話なんじゃないかなと思いました。重いし、長い話です。
冒頭、なかなか会話が頭に入ってこず、やばい、もっとしっかり集中して観ないとって思ったくらいです。
とにかく大竹しのぶがめちゃくちゃ上手で、さすがとしか言いようがありません。
今まで何度か大竹しのぶの舞台を観たけど、あらためてすごいなと思いました。
三浦春馬は、ギターの弾き語りのシーンがあるんですが、歌うまって思いました。ちょっとびっくり。男前でした。
水川あさみはかわいかったです。演技に関しては僕はえらそうに言えませんけど、うまくこなしてたと思います。
お客さんですが、途中で休憩が入る時の席を立つタイミングや、劇が終わった時の拍手のタイミングが早すぎて、こいつら絶対初見じゃないなと思いました。
さっきも言いましたが重苦しい劇なので、個人的には何回も観るのはしんどいだろうなと思いますが、ファンならいいんでしょう。
千秋楽ということで、最後はスタンディングオベーション、カーテンコールでも紙吹雪が舞ったり、メインキャストの挨拶もあったり、これだけでもいいものが見られてよかったと、得した気分になりました。
おわり。