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Woman最終回

今日はドラマ「Woman」の最終回でした。ビデオも録りながら、なおかつがっつり集中して観ました。それほどのドラマだったんです。
「Mother」の坂元裕二脚本で、ほんとにMotherみたいな感じのドラマでした。
最初は暗い暗い、しんどいドラマでしたが、だんだん暗いしんどいから、愛おしくて胸が苦しい、そういう感想に変わっていきました。
やっぱり満島ひかりですね。彼女の演技力は抜群です。この人は暗い役をやらせたらほんとに上手。今まで何回も泣かされました。のぞみちゃんやりくくんに接する姿が、ほんとに我が子と接してるんじゃないかというくらいナチュラルだったし、悲しみを押し殺した表情とか、ほんっとに上手でした。
小栗旬はねえ、普通に見たら、そんなにカッコよくないやんって思うかもしれませんが、この人は動いてる姿がほんとにカッコいいんですよね。
一度この小栗旬が主役の回があったんですよ。自分の親に会いに行って、そのあと小春ちゃんの親に会いに行くんですけどね、もうあの回泣いた泣いた。もうなんでこんな苦労人のいい人がなんで死ななあかんのって思うと、涙が止まらなかったです。
それと子役の子も素晴らしかった。のぞみちゃんとりくくん。ちょうどうちの姪と甥より1歳上になるんですかね、設定では。なので姪と甥に重ねて観たんですが、なんというか、たまらんくらい愛おしくてですね。
前のMotherの芦田愛菜ちゃんが劇的な上手な芝居をするのに対し、こののぞみちゃんはほんとにナチュラルに上手なんですね。ほんとに満島ひかりと親子みたいで、演技という感じがしませんでした。Motherの芦田愛菜ちゃんは芦田愛菜ちゃんで死ぬほど泣かされたけど、こののぞみちゃんにもほんとに泣かされたというか、なんでしょう、ホロリとさせられました。りくくんもかわいかったね。
でもやっぱりなんといっても田中裕子ですね。Motherでもそうだったけど、今回も事情のある母親役をやって、ほんとに上手で、すごかったですね。最初はにくたらしいと思ったけど、事情があったんですよ。ほんとはやさしい人なんです。もう散々泣かされました。
小林薫もいい役でしたね。味のある。うっかりさん。あ、うっかりさんじゃないや、なまけものさんだ。このなまけものさんもいいひとでね。救われました。
それから二階堂ふみ。僕いままであんまり知らなかったんですが、宮崎あおいに似てますね。演技も上手だし。にくたらしい役をやってましたが、最後の方ちょっとかわいそうになりました。まさかあんなことになるとは思わなかったんだよね。許されることじゃないけど。うん。
まあ結局のところ全員よかったわけですよ。全員よかった。話ももちろんよかったし。暗いだけじゃなく、希望のあるドラマでした。そういう点ではMotherより観やすかったですね。
「遠き山に日は落ちて」が物悲しく流れるんですよ。もうあの曲流れただけで毎回泣いてました。
いやもうほんとに、素晴らしいドラマでしたよ。ドラマ史に残る名ドラマだったと思います。

by yuricoramu | 2013-09-12 01:05 | テレビ、芸能 | Comments(0)

ユリコーンのベースフーミンのコラム


by ユリコーンフーミン