鼻血について
2013年 03月 01日
僕くらいベテランのハナヂストになると、出てくる前に「あ、鼻血」ってわかるんです。
だから素早くうまいこと対処して、多分周りにいた人誰も、僕が鼻血が出てることに気付かなかったと思います。
昔、電車でものすごい鼻血が出て、えらい目にあったことがあるんです。
あれは僕が大学生の頃、阪急京都線でそれは起きました。
「あ、鼻血」って思って、上を向いて手でおさえたんですが、そんなんで止まるレベルの鼻血ではありませんでした。
鼻を押さえた手のすきまから血がドバーってあふれて、服にもドバーってかかって、その時着てた白いTシャツが真っ赤になったんです。
まわりにいた人たちもキャーってなって、でも鼻血は全然止まる気配もなくて、近くにいた人がティッシュをくれたんですけど、それも一瞬で全部真っ赤に染まったんです。
もちろん次の駅ですぐに降りましたよ。そしたらめっちゃ親切な男子高校生がいましてね。「大丈夫ですか」って言って一緒に降りてくれて、肩をかしてくれて、一緒にトイレまで行ってくれたんですよ。
あの時の親切な彼、どうもありがとうございました。あらためて。
3,40分後くらいでしょうか、ようやくおさまったんですけど、そこから家に帰るのが恥ずかしくってね。
なんせ服は血だらけやわ、大量の血が出たのと動揺したので歩くのもフラフラやわ。
「とんぼ」の最終回の長渕かっていう。ほんまに。
あれは僕の鼻血人生の中でも1,2を争うすごい鼻血でしたね。血管2,3本切れたんちゃうかっていうくらいでした。
最近は昔ほど出なくなりましたね。その代わり最近毎日のように口から血が出るんです。うがいしたら必ず血が混じってて。
耳鼻科に行っても何にも異常はありませんって言ってたけど、ほんとに大丈夫なのかしら。
p.s. 前にやってたヨハヒフっていうバンドで、「鼻血について」っていう曲があります。
まさに僕の実体験に基づいて書いた歌詞でして、おもしろい曲なので是非、聴ける機会があれば聴いてみてください。