被災地の現地の様子
2011年 03月 31日
ほんとに、東北の人はすごくかわいそうと思うけど、関西にいると、実感がないんですよね。
かわいそうとはほんとに思うけど、実感がないんです。
お店の電気もちょっと暗くなったりとかはありますけど、関東のように停電になったりとかはないですし。
テレビで地震速報が流れても、「東北また余震や。かわいそうに。」とは思うけど、こっちは揺れてないんで、どうしても危機感がないといいますか。
阪神大震災も経験したし、あの経験は忘れてないつもりだけど、やっぱり、現実味がない感じです。
いとこが消防署で働いてまして。
ちょっと前に応援で東北に行ってて、先日帰ってきました。
話を聞くと、そりゃあ僕らがテレビで見てる様子と実際に現地で見たのとでは、全然違うって言ってました。
瓦礫に人の足があると思ったら、足だけしかなかったって。
首から上がない遺体もあったそうです。
津波で流されて、バラバラになったんでしょうね。
そんな遺体が山ほどあるらしいです。
消防隊員なので、普段から火事で燃えた家とか、焼死体とか、たくさん見てきたけど、また違うって言ってました。
足が震えたって。
目をつぶったらあの悲惨な光景が出てきて、思いだしただけで涙が出るって言ってました。
そりゃあそうでしょう。
僕も話聞いてるだけで涙出ました。
避難所も、1日3回の食事っていっても、パン1枚だけとか、そんなんらしいです。3食ともパン1枚。おにぎり1個とか。
1日2食しかないところもあるらしいです。
余震も今もしょっちゅうあって、ほんとにこわいって。
話聞いてると、もうかわいそうすぎてたまりませんね。
芸能人とかスポーツ選手とかいっぱい寄付してくれてるし、一般の人もみんな寄付してるし、だいぶお金集まってそうだけど、まだ避難所の人に食事すら行きわたってないって、なんでなんでしょうか。
実際に現地に行ったら、ほんとに、心の底からなんとかしてあげたいって思うって言ってました。
こういう時に募金箱を盗んだり、詐欺をしたりする奴って、どういう神経してるんでしょうか。
ほんとに。