愛はすもう
2010年 01月 13日
ご存知、大関魁皇が幕内808勝の大記録を打ち立てました。
これは、あの大横綱千代の富士の記録を抜いて、歴代最多勝となります。
すごいことですよ。
千代の富士や貴乃花、朝青龍や白鵬のように、何十回も優勝をするような名横綱ではありません。
大関です。
これだけ勝ち星を重ねていけたということは、それだけ長い間やってるからです。
若貴兄弟や曙と同期といったらそのすごさがわかるでしょう。
あの人たちが辞めたのはもう何年前ですか。
今でも現役でやってるという、このすごさ。
確かに、横綱のようなプレッシャーはないかもしれません。
横綱になると、ちょっと弱ったりすると、すぐ引退を考えないといけないですからね。
最近は勝ち越すのがやっとといった感じになって、カド番も何回目やねんと嫌味を言われたりもしますが、でも、こういうベテランがまだまだ頑張ってる姿を見られるのはいいと思いますよ。
特に九州場所での魁皇のあの声援を聞くと、ちょっとジーンときますよね。
魁皇ってほんと、見るからに優しそうで、人柄の良さが滲み出てますもんね。まだまだ、これからも頑張ってほしいです。
その魁皇と長年大関で頑張ってきた千代大海がついに引退ということで。
今場所で引退とは言われてましたが、昨日の魁皇との一番を終え、ここで引退すると決めたそうです。
千代大海も魁皇とは正反対のキャラでありながら、共に長年大関を守ってきた仲間という感じで、親しみがありましたね。
僕らが小学生の頃に「つっぱり大相撲」というファミコンソフトが流行りましたが、千代大海はまさにつっぱり大相撲の実写版といった感じでしたね。実際相撲界に入る前もツッパリだったし、入ってからも突っ張りを得意技にしていたというのが面白いですよね。
あの回転の速い突っ張りは見てて気持ちよかったですが、最近はさすがに衰えを隠せませんでしたね。
さみしいですが、お疲れ様でしたといいたいです。
千代大海関、お疲れ様でした。